花の品種開発は“人の声”で変わる?営業・接客経験が活きる瞬間とは
- tsmtchpsagyo2023
- 3月27日
- 読了時間: 10分
こんにちは、山梨県北杜市のTSメリクロン株式会社です。
花の新品種開発と聞くと、研究室での作業や、植物と向き合う時間が中心の仕事をイメージされる方も多いのではないでしょうか?
実際に、日々の業務の中には、苗の管理や試験栽培など、モクモクと取り組む時間も多くあります。
ただ一方で、この仕事を続けていく中で強く感じるのは、「人の声」が商品価値を大きく左右するということです。
私自身、現場でヒアリングを行う中で、その重要性を何度も実感してきました。
この記事では、花の品種開発という仕事がどのように人の声によって変わるのか、そして営業・接客経験がどの場面で活きるのかについて、実体験を交えながらお伝えします。
1|花の品種開発はモクモク作業?現場で感じた実際の仕事の中身
花の品種開発の仕事には、確かに一人で集中して取り組む時間があります。
育種や培養、試験栽培といった工程では、日々の変化を見逃さないために、地道に観察を続けることが欠かせません。
同じように見える苗でも、色の出方や成長の仕方に微妙な違いがあり、それを積み重ねていくことで、新しい品種の可能性が見えてきます。
この工程だけを見ると、「自分の会社だけで完結する仕事」に思われるかもしれません。
しかし、実際にはそれだけでは完結しません。
なぜなら、花は最終的に市場に出て、花屋や消費者の手に渡るものだからです。
つまり、どれだけ見た目が良くても、扱いにくかったり、現場のニーズと合っていなければ広がらないこともあります。
このときに重要になるのが、「人の声」です。
開発の現場にいると、どうしても「良いものを作ろう」という視点に集中しがちです。
ただ、それが「使われるかどうか」とは別の話であることに、実際に現場に出て初めて気づくことも多くあります。

2|なぜ“人の声”が重要なのか?雲竜の事例から見えた現場 のリアル
私がこの仕事で印象に残っているのが、「雲竜」という品種のエピソードです。
当初、この品種は見た目の花形は良かったものの、一般的に求められる「丈の長さ」が出にくい特性がありました。
切り花の市場では、丈が長い方が使い勝手が良く、売れやすいとされているため、生産量も多くはありませんでした。
正直に言うと、開発側の感覚としても「このままでは広がりにくいかもしれない」という認識がありました。
そこで実物を様々なフローリストさんに見ていただき、ヒアリングを行いました。
すると、予想とはまったく違う反応が返ってきました。
「丈は短くてもいいから、この花形と色合いは扱いたい」
「むしろこの形だからこそ使いたい」
そうした声が想像以上に多く集まったのです。
この結果を受けて、私たちは売り方や提案の仕方を見直しました。 すると、単価はむしろ高値で扱われるようになり、生産量は約200倍へと大きく伸びました。
現在では、会社の中でも主力となる品種の一つになっています。
さらに、産地や生産者の方々のご協力もいただいた結果、2019年には大田花き市場様が主催する「フラワーオブザイヤー」において、JA信州諏訪様の切り花として特別賞を受賞することができました。
この経験から学んだのは、「市場ニーズは想像だけではわからない」ということです。
そしてもう一つは、「現場の声を直接聞くことで、品種の価値が変わる」という事実でした。
3|営業・接客経験はどこで活きる?“聞く力”が品種を変える瞬間
このような場面で活きるのが、営業や接客の経験です。
といっても、「話す力」や「売る力」がそのまま必要になるわけではありません。
実際に求められるのは、「相手の言葉の背景を理解する力」です。
例えば、花屋の方が「使いやすい」と言ったとき、それが具体的に何を指しているのか。
色なのか、形なのか、持ちの良さなのか。
その言葉の裏にある意図を読み取ることが重要になります。
また、生産者の方からの意見も同様です。 育てやすさや収量、作業効率や品種毎の細かい特徴といった要素は、実際に現場で扱う人だからこそわかる視点です。
こうした声をただ聞くだけでなく、「どう開発に反映するか」を考えることが、品種開発の本質に近い部分だと感じています。
営業や接客の経験がある方は、日頃から人の話を聞き、状況を汲み取る場面に慣れています。
その経験は、この仕事の中で自然と活きてくる場面が多くあります。
むしろ、「どう伝えるか」よりも、「どう理解するか」が重要な仕事です。
4|未経験からでも挑戦できる理由と北杜市で働く環境の魅力
花の品種開発は専門的な仕事に見えるかもしれませんが、実際には未経験からスタートしているメンバーも多くいます。
この仕事は、知識だけで完結するものではなく、日々の観察や現場での経験を通じて理解を深めていく側面が大きいためです。
最初は分からないことが多くても、実際に手を動かしながら少しずつ身についていきす。
TSメリクロン株式会社では、未経験からの採用も行っており、異業種から転職してきた方も多く活躍しています。
全国から応募があり、東京など都市部から移住して働いている方も少なくありません。
拠点となる山梨県北杜市は、標高約880メートルに位置し、夏は比較的涼しく、年間を通して晴天の日が多い地域です。
植物の育成に適した環境が整っており、種苗会社が多く集まるエリアでもあります。
自然に囲まれた環境で働きながら、農家の方とのつながりを築けることも、この仕事の魅力の一つです。
また、開発した花が海外へ紹介される機会もあり、自分の関わった品種が世界に広がっていく可能性があります。
年間休日120日以上といった働きやすい環境も整っており、仕事と生活のバランスを取りながら 長く続けていける体制があります。
5|人の声をつなぐ仕事としての品種開発という選択
花の品種開発は、単に新しいものを作る仕事ではありません。
生産者や市場、花屋の声を受け取り、それを形にしていく仕事です。
見た目の美しさだけではなく、「現場でどう使われるか」を考えることで、花の価値は大きく変わります。
そのためには、市場や生産者の声を丁寧に積み重ね、その要望に合わせて粘り強く改良していく姿勢が欠かせません。
営業や接客の経験は、その「声を理解する力」として活きてきます。
話すことよりも、相手の意図を汲み取り、開発に反映していくこと。
それができる人にとって、この仕事は非常にやりがいのあるものになるはずです。
自然豊かな北杜市という環境の中で、0から花を生み出し、世の中へ届けていく仕事。
もし少しでも興味を持った方は、ぜひ一度求人情報をご覧ください。
人の声を大切にしながら、新しい価値を生み出していく仕事が、ここにはあります。
【この記事のポイント】
・花の品種開発は市場や生産者の声によって方向性が変わる仕事
・営業や接客経験は「話す力」ではなく「理解する力」として活きる
・現場のヒアリングによって品種の価値が大きく変わることがある
・未経験からでも、観察と経験の積み重ねで成長できる環境がある
【こんな方におすすめ】
1.人と関わる経験を活かしながら、ものづくりに関わりたい方
2.花や植物に興味があり、自然の中で働く仕事を探している方
3.未経験からでも新しい分野に挑戦したいと考えている方
山梨県北杜市・TSメリクロン株式会社について
1999年創業。
山梨県北杜市に拠点を置くTSメリクロン株式会社では、0から新しい花を生み出し、国内外へ広げていく仕事に取り組んでいます。
未経験者の採用実績が多く、異業種から転職してきたメンバーが現場で活躍しています。
実際に、全国各地から応募があり、
東京など都市部から移住して入社される方も少なくありません。
環境を変えて働きたい、 自然の中で新しいことに挑戦したい。
そうした思いを持つ方が、一歩踏み出す場所として選ばれています。
現場では農家の方々との関わりも多く、
日々の仕事を通じて地域とのつながりが生まれていきます。
さらに、開発した花が海外へ紹介される機会もあり、
自分たちが関わった品種が世界へ広がっていく可能性があるのも、この仕事の特徴です。
山梨県北杜市ってどんなところ?
山梨県北杜市は、長野県に隣接し、標高約880メートルに位置する、避暑地としても人気の自然豊かな地域です。
夏は比較的涼しく、年間を通して晴天が多いことから、植物の育成や苗づくりに適した環境とされています。
こうした条件から、この地域には種苗会社も多く集まっており、花や植物に関わる仕事をするうえで、非常に恵まれた環境が整っています。
関西から北杜市へ移り住んだ筆者自身も、日々の暮らしや仕事のしやすさの面で、この土地の過ごしやすさを実感しています。
【求人応募はこちら】
1.募集要項はこちら
2.採用の流れ
① 応募(メール)
② 書類選考
③ 面接(1~2回)
④ 採用
履歴書・職務経歴書・志望動機を添付の上、特設リクルートサイトを見たと書き添えて、下記アドレスへメールを送信下さい。
tsmc@e-tsmc.com
※ご不明な点もメールにてお問い合わせください。
まとめ
花の品種開発という仕事は、単に新しいものを生み出すだけではありません。
市場や生産者、花屋の声を受け取りながら、その価値を形にしていく仕事です。
営業や接客の経験は、「売るための力」ではなく、
「相手の意図を理解し、形にする力」として活きてきます。
未経験であっても、人の声に耳を傾ける姿勢があれば、
この仕事に関わることは十分に可能です。
自然豊かな北杜市で、人の声と向き合いながら、
新しい花を生み出していく働き方に、興味を持っていただけたら嬉しいです。
FAQ
Q1. 未経験でも花の品種開発に関われますか?
最初は不安に感じる方も多いですが、TSメリクロン株式会社では未経験からスタートした社員も 多く在籍しています。
基礎から一つずつ学べる環境が整っており、現場で経験を積みながら理解を深めていくことが可能です。
実際に異業種から挑戦しているメンバーも活躍しています。
Q2. 理系でないと難しい仕事ですか?
専門知識が役立つ場面はありますが、それ以上に大切なのは観察力や継続力です。
TSメリクロン株式会社でも、必ずしも理系出身である必要はなく、日々の積み重ねの中で感覚や知識を身につけていく人が多くいます。
興味や好奇心があれば、十分に挑戦できる仕事です。
Q3. どれくらいで成果が出ますか?
花の品種開発は、すぐに結果が出る仕事ではありません。
数年単位で試験や改良を繰り返すこともあります。
ただし、その分、自分が関わった花が形になり、市場に出たときの喜びは大きく、TSメリクロン株式会社でもその瞬間をやりがいとして感じている社員が多くいます。
Q4. 仕事のやりがいはどんなところですか?
0から新しい花を生み出し、それが世の中に広がっていくことです。
TSメリクロン株式会社では、開発した品種が国内だけでなく海外へ紹介される機会もあり、自分たちの仕事が広がっていく実感を得られます。
誰かの大切な場面にその花が使われると考えると、仕事の意味がより深く感じられます。
Q5.北杜市の自然で働くことの魅力は何ですか?
TSメリクロン株式会社の拠点である山梨県北杜市は、自然豊かで植物の育成に適した環境です。
自然の変化を身近に感じながら働けるため、仕事と生活がつながる感覚があります。
また、地域の農家の方との関わりを通じて、人とのつながりが広がっていく点も大きな魅力です。
キーワード
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ディスクリプション
花の品種開発は人の声によってどう変わるのか。市場や生産者の要望をもとに価値が生まれる現場のリアルと、営業・接客経験が活きる理由を実体験を交えて解説します。未経験から挑戦で きる仕事の魅力も紹介します。



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